2004-01-01から1年間の記事一覧

学生ヴィザ4

日曜日の晩に夜行バスに乗り、月曜火曜と東京を堪能してきた。そもそもの用事は、ヴィザの申請。早朝に八重洲について、品川のドトールで9時くらいまで読書し、それから大使館のある広尾に到着。 大使館に備え付けの申請書を書き込む。注意すべき点は、所属…

手塚治虫

以前に課題で書かされたレポートを掲載します。「ありきたり」とも評されかねない「ある視点」から論述してみました。明日から、ヴィザ申請のため東京へ行かなくてはならず、数日間この日記をアップできないので、これを代わりとします。 「〈わたし〉と手塚…

留学保険には既に手続きを済ませていた(7月2日(木)の日記参照)のだが、それをもう一度やり直してもらうことにした(こういう融通って利くんだなあ。普通はやってもらえないだろう。会社によるのかもしれないが)。というのも、滞在する間は、保険が効いている…

江國香織って読んだことないなあと思って、懇ろにしている古本屋に先ほど行ってきた。偶然にも2冊見つけた。『きらきらひかる』と『こうばしい日々』。どちらも題名は聞いたことある。『きらきらひかる』のほうはドラマ化されていたし、何かの文学賞もとって…

六波羅蜜寺 →http://www.saikoku33.gr.jp/dai17/ →http://www.tabiken.com/history/doc/T/T258C100.HTM →http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/story/story_index_2 曇り空の中、京阪五条駅から東へ徒歩10分弱、六波羅蜜寺へ行ってきた。住宅地の中にま…

学生ヴィザの申請を今準備中である。前回も書いたとおり、申請にわざわざ東京のフランス大使館まで出向かなくてはならない。出発が今月の末ということもあって少々急がなくてはならない。必要な書類を今集めているのだが、大使館の学生ヴィザに関するページ…

今年の8月終わり頃からフランスの大学で勉強する。大学の交換留学の制度を利用してフランスのグルノーブルという、アルプスにほど近いフランス南東部にある小都市に滞在する予定である。 授業が始まるのは、8月30日からなのであるが、その前に暑いヨーロッパ…

最近出たアルンダティ・ロイの『誇りと抵抗―権力政治を葬る道のり』(集英社新書)を読んだ。岩波から出た前作のポリティカル・エッセイ『帝国を壊すために』は、未読なのだが、おそらく、筆者のトーンと主張の内容は変わらないだろう(『帝国を壊すために』の…

レポート「音楽CD 売り上げ低下の要因は何か」→http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/semi/2002musiccd.pdf ノラ・ジョーンズのセカンド・アルバム『Feels like home』を買った。このCDは、悪名高いあのCCCDである(コピーコントロールCD) 。ウィンドウズメディ…

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/soccer/world/20040626/20040626_h707.html 昨日、研究室で夜通しまたサッカーを見てしまった。時間の無駄だったと反省した前回の飲み会のことを全然次に生かせていない。 試合とは、ユーロ2004準々決勝のギリシャ対フラン…

私の愛読書の一つに、リルケの『マルテの手記』がある。これはいつも手元においている。ぱらぱらとめくってぼんやりと感慨にふけるのである。異国の地フランス、それも、何も頼るものも友人もいないパリのごみごみとした喧騒の中で、死を意識しながら孤独の…

今年の9月から来年の1月までフランスへ留学が決まっている私と、同じくフランスに10月から留学予定の先輩、9月から来年の6月までドイツに滞在予定の後輩、の3人の送別会を、研究室の学友らと先生がやってくれるらしい。私は、授業の始まる1ヶ月前くらいにフ…

『ロスト・イン・トランスレーション [DVD]』

http://www.lit-movie.com/ http://www.lost-in-translation.com/ 前から楽しみにしていた「ロスト・イン・トランスレーション」をついに日曜日に見に行ってきた。少し遅れたけれど簡単なレヴューを書いてみる。(以下、映画の内容をばらしています、注意して…

仏検(2004年度春季実用フランス語技能検定試験)の一次試験(筆記)がやっと終わった。その出来と解放感からほっとしている。昨日まで全然自信がなかったからである。2日前くらいに問題集を広げてじっくり取りかかってみて呆然とした。読みはまあできるものの、…

フランス語検定の勉強、めんどうくさーい、というようなことを言うために、そのつまらないフランス語の文章を、自分がそこで暗記すると言うことも兼ねてアップしようとしたのだが、なぜかできない。 もう一度読みたい本が膨大にある。とりあえずサン=テグジ…

『敗北を抱きしめて』からの孫引きです。 あなたじゃないのよあなたじゃないあなたを待っていたのじゃない 太宰治『春の枯葉』 これはまさに「いま」の詩ですね。「あなた」にはいろいろな言葉が入ると思います。

小津安二郎の『小早川家の秋』を見た。この作品は珍しく東宝の製作で、唯一舞台が大阪のものである。造り酒屋の小早川家をめぐる物語で、死、結婚、再婚が主なテーマ。中村雁二郎(初代)演じる大旦那は、19年ぶりに昔の愛人に再会し、経営難の造り酒屋を義理…

『敗北を抱きしめて』ISBN:4000244205、ISBN:4000244213がかなり面白い。いずれ書評します。

http://www.asahi.com/international/update/0613/003.html 朝日新聞のサイトで面白い記事を発見。43%の親が子どもにテストの点を毎日聞く、ということらしく、テストの点が悪ければ罰を与えたりするのではなく、「もっと子供を励ますべきだ。せめて『きょ…

昨晩は、研究室で過ごした。0時を過ぎて学友4名ほどで研究室に戻ると誰もおらず、ユーロ2004のギリシャ対ポルトガルを観戦。2-1でギリシャが予想を裏切って勝利した。そのあとは、3年生の後輩の「何に興味を持って研究すればよいかわからない」という悩みを…

このごろなかなか「自由」な時間が取れない。今日も、学部生の卒論中間発表会に出席しなくてはならないし、そのあとは定例の飲み会がある。で、そのあと、二次会に参加し、自宅から大学に通っている私としては、誰かの家に泊めてもらい、明日の朝まで帰って…

http://www.jsbach.org/ http://www.nets.ne.jp/~bach/ http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5048/bach/b-index.htmクラシックのCD2枚を購入。 ・ヨゼフ・シゲティ『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』ASIN:B0001Z2X4A ・アン…

http://www.oliviermessiaen.co.uk/ASIN:B00004TG7M 毎週火曜日は、フランス語の会話の授業がある。授業と言っても、何かの教材にしたがって進行するようなものではなく、参加者がそれぞれフランス語で軽くプレゼンテーションを行なうという、非常に自由度が…

http://www.liberation.fr/page.php?Article=212082http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/06/01/20040601ddm007030050000c.htmlhttp://permanent.nouvelobs.com/dossiers/20040602.OBS0043.html 今日は、欧米の人々にとっては「記念」すべき…

あー、疲れた。 現在午前4時半。友達が私の家からの帰り道に財布を落としたとの一報があり、今まで探していた。 酔っ払って寝てしまってそのときにポケットからすり抜けたのか、ジュースを買ったときにおとしたのか、それとも ふらふら歩いているときに勝手…

ジョージ・モッセ 宮武美知子 訳『英霊』柏書房 2002 ISBN:4760122176 人は「戦争」をどのように内面化するか。「戦争」の痛みを人はどのように受けとめるか。そこで構築された「記憶」はどのように後の世代に伝わるか。『英霊』はそのような問いに答える最…

フランス語の聞き取りの勉強はどのような方法が最も効率的なのだろうか。いくつか「聞き取り」だけのためのテキストが書店で手に入るのだが、私はもうだいたいあるものはやってしまった(これについてはいつか近い内に書くつもり)ので、フランス語でニュース…

スタンダールの『パルムの僧院』の上巻のみ読了。スタンダールは『赤と黒』のみ高校生の頃読んだっきりで、遠ざかっていた。ゼミでの発表も終わり、少し手の空いた今のうちに、気分転換も兼ねた趣味的読書のうちの一つなのだが、非常に楽しんでいる。久しぶ…

訳が古いかも。

今日で、5月も終わり。早すぎる。泣きそうだ。

友人とその彼女と、私という微妙な三人で、20年ぶりくらいに遊園地に行った。5つくらいあったジェットコースターなどの絶叫系アトラクションを体験した。私がまだ小さかったころは、乗ってはすぐ気分が悪くなっていたものだが、いまやそんなことはなく、普…