cinna85mome2004-06-09


http://www.jsbach.org/
http://www.nets.ne.jp/~bach/
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5048/bach/b-index.htm

クラシックのCD2枚を購入。
・ヨゼフ・シゲティJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』ASIN:B0001Z2X4A
アンドレ・クリュイテンス指揮『フォーレ:レクイエム』ASIN:B00005Y14W

 前者は、帯に「演奏史上不滅の金字塔。全音楽ファン必聴!」と書いている。すごいな。モノラル録音とのことで購入前は音質が気になったが、予想していたほどに悪くはなかったので安心した。バッハはグレン・グールドのものを数枚持っているだけであまりよく知らず(というか、クラシック音楽そのものにも全然通じていない。私はまだまだ、この盤が良くてあれは自分には合わない、好きでないというようなこだわりももてないようなアマちゃんである。どうすれば「聴く耳」を得ることができるのだろうか。考えながら今後もクラシック音楽と付き合っていこう。)、ヴァイオリンの演奏については、コマーシャルなどでも使われて馴染みのある「パルティータ第3番第3楽章」くらいの薄い薄い知識で、勉強しなくてはと思って購入した。でも、初心者が「金字塔」を聴くのはどうかなとの思いもある。演奏者によってクラシック音楽はほんとに違うように聴こえるだろう。しかし、初心者はその違いをあまり明確に把握できない。全然良くない演奏を最初に聴いて、そのあとにシゲティ盤と比較、考察することのほうが、「耳」がより磨かれるのではないか。どちらを先に聴こうが、あまり関係ないといえばそんな気もする。「悪盤」の情報はあまりなく(名盤案内については私はこのサイトをよく利用している)、そんなことを教えてくれる人もなく、私の「耳」に、独学で判断力を得させることができるだろうか。1年に1回くらいコンサートに通い、3ヶ月に1回くらいCDを買うような、「音楽ファン」にはやはり「クラシック」は遠く高くそびえる大きな関門である。しかし、幸い私はこのバッハを心地よく聞けた。胸の奥底まで澄み切って行くような感じを受けた。この感情にもっと深みを、情熱という彩りを与えたい。やっぱり、勉強していくしかないなあ。

 フォーレのほうはまだ未聴。バッハのほうを帰ってから続けて3回くらい聴いている。私も「バッハ同盟」に入りたい。