[日記][フランス][留学]

おかげさまで、これ、合格しました。まだ、正式に決定ではないらしい。有り体に言えば、「内々定」という感じでしょうか。そのため、今のところ留学資金の支払いは保証されていません。大丈夫だとは思うんだけれど。受け入れ先の大学にぼくの方から手続きを…

ご無沙汰しております。長い間書くのを忘れていました。もう2ヶ月もすぎたのかと思うと時間の経つのが早すぎていやになります。トゥールーズの先生の話を書こうと思って書いてなかったので、少しだけ書きます。 先生にも、他の先生と同様「留学の受け入れ承…

第1回目:http://d.hatena.ne.jp/cinna85mome/20060708 第2回目:http://d.hatena.ne.jp/cinna85mome/20060718 というわけで、今日は第三回目です。フランスの三人の先生に手紙を出したのが、6月5日くらいでした。エクス=アン=プロヴァンス第一大学の先生…

第二回目(ぜひ前回の日記から読んでみてください) 前回、3人の先生に「受け入れ承諾書」をお願いする手紙を送ったと書きましたが、今回は、その中で最も愛想の悪かった先生の対応について記しておきます。 その先生は、モンペリエ第三大学にいらっしゃいま…

[留学][フランス]

前回書いたように、留学受け入れを求める手紙を、フランスの大学の先生3人に送ったのだけれど、先生の対応に触れる前に、手紙の内容がどのようなものだったかについて、書いておきます。 手紙を書く前に、僕の先輩や先生にどのような内容がよいか聞いてみま…

フランス

フランスにいる3人の先生に、「留学したいので、受け入れて☆」という内容の手紙とそれに研究計画を添えて、一月位前に送りました。すべての先生から返事が来ました。 3人それぞれ対応が違いました。この日記を読んでくださっている留学希望の皆さんには、有…

真理より幸せを優先しなければならないか?

別に、小難しい問題を立ててみて、それに自ら答えようとするつもりではない。 さっき、フランス2というフランスのテレビ局の20時のニュースを見ていたら(ネット上で無料で見ることができる)、おととい、バカロレアの哲学の試験があったらしい。タイトルは…

来年の9月から予定している留学について、動きがあったので、時間があるときにちょくちょく書いていこうとは思っているのですが、まだ完全には事が済んでいないこと、留学準備のほかにやらないといけない用事がかなり残っていること、などの理由で、書き込み…

最近、ものすごく忙しくて疲れ果て、死にそうです。もちろん死にません。というか、死ねません。自分のおべんきょ、ある研究会での発表の準備、学賑関係の書類の作成、留学先受け入れの先生に送る研究計画の作成、もっと面倒なうちの大学の研究会の事務手続…

「一日二日は我慢できたものの、何日かして雨なぞ降った日には、もう我慢ができない。碁が打ちたくてたまらなくなる。お互いに他の相手ではダメなのだ。二人は碁のヘタさかげんまでちょうどいい相手なのだ。お互いに何とか相手が折れてこないものかとウズウ…

セカンド・ステージ

書くことが特になく更新がとどこっているので新聞ネタでも。用事があって外出して、今帰宅。毎日新聞夕刊を読む。第二面の「いきいき人生」の欄。恋愛相談コーナーが始まった。 横浜市の主婦(42)の方。(どうでもいいが、男でも女でも、人の名前の後にかっこで…

acceptionとacceptation

どちらもaccepterの名詞化だろうが、違いがある。『プチ・ロワイヤル仏和辞典』では、acceptionの項には、 1.意味、語義、語彙、2.(文)特別扱い、えこひいき、 と書かれている。dans toute l'acceptation du mot/termeで「文字通り、まさに」という意味にな…

雑用と書類書き

今週は、用事がいろいろと重なって、大変だった。それも今日でほぼ終わった。月曜と火曜は、研究室関連の雑用。昨日は、奨学金の書類提出。で、今日は、研究計画を書いて、明日提出。研究計画については、2000字程度とあったので、どう書こうかなあとメモし…

New Order「Krafty」

http://www.youtube.com/watch?v=tU54C4Pc484&search=new%20orderNew Order のKrafty という曲のPV(音が大きいので要注意)。台所で濃密にキスを交わす。ベッドに並んで座る。ある瞬間決心して、おもむろに視線を交差させる。薄いブランケットにくるまりなが…

スピッツ「水色の街」

3月30日の日記で、「水色の街」のことを書いたのだけれど、そのPVをネットで見つける(→http://streaming.yahoo.co.jp/bin/asx/micc1000700022/1000.asx)。

オリヴィエ・フォルラン『フランスの知識人とイタリア(1945-55)』

グルノーブル留学のときに授業に出ていたムッシュ・フォルランの本、Les intellectuels francais et l'Italie (1945-1955) : Médiation culturelle, engagements et représentations が最近出版されたので宣伝する。 フォルラン先生の授業はものすごく好きだ…

attabler

「〜を食卓につかせる」という意味。辞書には「古風」と注意書きがついていたのだけれど、昨日ニュースで、お母さんが子供に向かって"Attable!"と言っている場面を見た。この言葉、日常的によく使われるのだろうか。「古風」だから、しつけ語にはぴったりな…

『ドグラ・マグラ』

古本屋で偶然見つけて、ようやく『ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)』を読み始める。妄想番付で、夢野久作が横綱なら、ぼくはたかだか十両程度にすぎない。

9時半起床。昨晩、寝る前の5分間くらい、何をしていたかまったく記憶がない症状が2ヶ月ぶりに再発。朝起きると、部屋の電気は消えていたが、コンピューターの電源は入ったまま。なぜこんなことが起こるんだろうか。

ジャック・シャルドンヌ『愛をめぐる随想 (新潮文庫)』

原題は、L'amour, c'est beaucoup plus que l'amour。『愛、それは愛以上のもの』となるか、もっと訳して『愛、それは愛よりはるかに豊かなもの』としてもいいかもしれない。この題の意味は、愛は、愛だけで存在するのではなくて、肉慾とか、悩みとか、年齢…

 vernis

ニス、ワニスのほかに、陶器の釉(うわぐすり)やマニキュア液(= vernis à ongles)、さらには、外観、見てくれのよさ、うわべだけの知識という意味もあるようだ。 例文:Sa culture n'est qu'un vernis. 彼(女)の教養は上っ面なものにすぎない。 参照;『プ…

ジャイアンのエイプリル・フール

早いもので、明日から4月が始まる。早すぎる。(4月1日は、フランスでは、「4月の魚」Poisson d'avrilと呼ばれるらしい。) この日が近づくといつも思い出すのは、『ドラえもん』のジャイアンとのび太のエピソード。 のび太が、今日はエイプリル・フールだから…

six-quatre-deux 6−4−2

奇妙な言葉を発見した。口語表現のよう。使い方は、à la six-quatre-deuxのみ。faire/bacler --- à la six-quatre-deuxで、「---をいい加減にやる」という意味。 travail à la six-quatre-deuxは、「やっつけ仕事」となる。日常的によく使われているのかしら。…

アレ

例のアレがやって来てしんどい。そんなときは音楽を聴く。スピッツのなかで、いちばん好きなアルバム、『三日月ロック』。その中でもこの曲がものすごくいい。 川を渡る/きみが住む街へ あいたくて/いますぐ/飛び跳ねる心で 水色のあの街へ(「水色の街」)…

先日、先生と面談したのだけれど、そのときに、今年中に修士論文をもう一度まとめなおして、査読者のいる雑誌に投稿しなさいと言われた。そういうふうにするもんらしく、先輩がおっしゃっていた通りの忠告を受けた。『史林』(京大)か『西洋史学』(阪大)…

Le siècle de Monsieur Pétain

L'histoire littéraire des idées confirme cette interprétation. Elle témoigne de l'incompatibilité entre la liberté humaine et une conception univoque de l'identité, qui enferme l'individu dans une appartenance. Lorsque Montaigne écrit, dan…

flambeau Ce qui éclaire (intellectuellement ou moralement): lumière: Le flambeau de la liberté du progrès. "Le savoir est le patrimoine de l'humanité", le flambeau qui éclaire le monde".(Pasteur). Passer le flambeau à qqn ; lui laisser le …

DALF C1

DALF C1のディプロムを、試験会場まで取りに行ってきた。それくらい送ってくれよとも思うが、紛失するのを懸念して郵送することは控えているよう。このディプロム、再発行できないらしい。あたりまえか。写真がそのディプロム。 今年はまず、奨学金を探して…

[本]2006年3月22日

生協で本を買う。今日買ったのはこの2冊。勉強会で使うことになるのかならないのか。〈日本美術〉誕生 (講談社選書メチエ)作者: 佐藤道信出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/12/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 18回この商品を含む…

 はじめてみよう

来期から勉強会を主催しようと思っている。この勉強会では、一応、学部生を中心に集めて、後は院の同僚を少し入れて、議論したいと思っている。内容は、ナショナリティーとかアイデンティティ・ポリティクスに関係するものをやろうとしているのだけれど、さ…