2005-01-01から1年間の記事一覧

DALF C1

先月の11月に、DALF C1の試験があった。DALFというのはDiplôme approfondi de langue française の略で、フランス語の語学力に関する資格である。フランスの大学の学部に入るには、語学試験が義務づけられているらしく、この資格を持っていれば、それが免除…

[ターメリック]読売新聞のフランス暴動についての記事

本日(11月27日)の読売新聞朝刊の記事。大見出しは「移民差別根深く 増える隔離地域」とあり、その下には「過激派の温床化懸念」との文字。 フランスで若者らの暴動が発生して27日で1ヶ月。暴動は沈静化したものの、移民2,3世への差別の根は深く、仏社会の根幹を…

星々に向かって哀願を続ける

おととい、修士論文の最終発表があった。今年は10人ほど修論提出者がいるので、発表も2日にわたって行われた。 僕はといえば、一日目の最後だったので、先生方含めて皆さんお疲れのご様子で、しっかり聞いてもらえるかどうか心配だったのだが、有益な指摘を…

更新をやめてしまって3ヶ月はたってしまったでしょうか。 一応、生きています。単に更新がめんどくさい、見られて困る人に見られているということがわかってしまったということと、あとはそれ以外の人間関係の諸事情から、更新をやめていました。いつかばれ…

Charles Taylor,The Ethics of Authenticity, 1992, 南 直哉, 「問い」から始まる仏教―「私」を探る自己との対話, 井崎 正敏, 天皇の戦争責任・再考 (新書y)天皇と日本人の課題 (新書y)

PV

Fatboy Slim, ねこ http://www.video-c.co.uk/microshow.asp?vidref=fatb003&FileType=ADSLstreamBasement Jaxx, You don't know me, http://www.video-c.co.uk/microshow.asp?vidref=base009&FileType=ADSLstreamロイクソップ、http://www.video-c.co.uk/mi…

United States of Electronica http://www.usemusic.com/emeraldcity.movhttp://www.usemusic.com/nightshift.mov

プリテンダーズ・PV http://www.vh1.com/artists/az/pretenders/videos.jhtml

「ターメリック」

今年は空梅雨だと思っていたが、最近雨が多くて困る。それも結構な量降る。 ああ、いやなことばっかり、と思っていたらロンドンでテロの報道。2人以上死亡、185人負傷と今のところ伝えられている。(→http://www.sankei.co.jp/news/050707/kok076.htm)アルカ…

たべもの

id:hinakiukさん(はじめまして。)経由で「シラクの悪口」を知る。(日本でも報道されているようです→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050705-00000211-yom-int) あんなに食べ物の不味い国のことなど信用できない。フィンランドの次に食べ物が不味い国だ …

Live 8

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050703-00000007-reu-int http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050703-00000031-sanspo-ent ライブ8とは公式サイトによれば、以下の主旨で行なわれるイヴェントである。 7月6日−9日にスコットランドのグレンイーグルズ…

川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)』

「とうとう」念願のものを手に入れるのは、誰だって(もちろん私も)嬉しいのだが、そこに「とうとう」ということばが入ると、念願のものに向かって刻苦勉励する気配が濃厚になる。高みをめざす姿勢がきりたってくる。それが、どうやら私は苦手らしい。[この「…

フランス語のおべんきょ・聞き取り

http://flare.media.hiroshima-u.ac.jp/french/3年前か2年前かいつかはあまり覚えていないのですが、フランス語をおべんきょしはじめたばかりのころこのサイトを使わせてもらっていました。その当時はフランス語の学校に行っていなかったし、大学の語学の授…

フランス語のおべんきょ

いろいろ書いていたが全部消えた。 やはりワードかなんかに書いて保存しながら、後でコピペするという方針に戻したほうがよさそうだ。「はまぞう」が使いにくくなるが仕方ないか。 DELFとDALFの制度が変わってそれについて書いていた。詳しくはこちらを参照。…

日記

アメリカでおべんきょしていて一時帰国している人と2年ぶりくらいに会った。どこか飲み屋に行こうかと思ったのだが、当方、資金が不足しており、急遽学生食堂で歓談するということになった。学生食堂の分際で、ビールを出すというのはなかなかレアだ。大ジョ…

ルモンドの小泉関連記事、靖国問題など

ル・モンド紙に、最近の小泉の言動が取り上げられています。これがその記事です。「太平洋戦争で降伏して60年たった今でも、日本は被害者ぶることをやめていない(Soixante ans après sa reddition, le Japon continue de se poser en victime de la guerre d…

日記

頼まれていた用事が午前中にやっと終わり、ようやく解放されました。それでも自分のおべんきょ以外のことを先週の木曜日にもう一件やるよう指名されたのでそれにとりかからなくてはなりません。それは、フランス語のConversation(会話)の授業の課題で、ルモ…

毎週金曜日午前はフランス語を習いに行っている。先生がNHKの衛星放送第2からビデオに録画してきたFrance2のニュースを見て内容を把握し、討論(というほどしっかりしたことはみんな話せない)のようなことをする。アナウンサーやジャーナリストが何を言ってい…

日記

ある人に用事を言いつけられ、このごろはそれにとりかかっているので、自分で確保するようにしている余分な時間をこの日記を書いたり小説を読むことなどにあまり割けない。別に手を抜ける仕事なんだけれど、やるんならしっかりやろうと変に真面目になってし…

この日記の題名を変えました。「特製カレー」と言う語を題に冠していたために、「カレー・つくり方」というようなキーワードでグーグルなどの検索から見にいらっしゃる人が頻繁にあるから、というのが一応第一の原因としておきますが、別に、それは自分がた…

川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)』

自分はよほど食べ物にかんしていじきたない人間なのだろうと、いつも思っている。妙なものに(自分では決して妙とは思っていないのだが)執着を示し、いったん執着したとなると、そればかり食べる。以前には、知人のおばあさんがつけたというたくわんにすっか…

モムゼン『モムゼン ローマの歴史I―ローマの成立―』『モムゼン ローマの歴史II―地中海世界の覇者へ―』

毎日新聞の書評で知った。これも読みたい。

Musical Baton

学部のとき同じ専攻で唯一の友人であり、今後も(いろんな意味で)付き合いは続いていくだろうid:pouseさんと、いつもフランス語関連でおべんきょさせてもらっているid:fenestraeさんから、Musical Batonなるものがまわってきました。 ■Total volume of music …

吉田裕『日本人の戦争観』

『日本人の戦争観―戦後史のなかの変容 (岩波現代文庫)』読了。「戦争観」と言っても、この本は戦争一般にかんする日本人のイメージを論じたものではなく、あくまで前の「アジア・太平洋戦争」をめぐって日本人が戦後どのように考えてきたかという、「歴史観…

仏人ジャーナリストとイラク人運転手解放について

157日前、僕はまだグルノーブルにいた。で、帰ってきてもうこんなに暑くなっている。あっという間に時間が過ぎていった。その間にいろんな楽しいことがあった。フロランス・オブナ(ス)さんとユセン・アヌンさんはその間、ずっと地下室にいた。昨日、オブナさ…

小泉

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050613-00000431-reu-ent.view-000 こんなことのほかにやらなければならないことがいろいろあると思うが・・・来てもらうよう官邸から頼んだ気がしてならない。 +Henri Fantin-Latour. Deux Soeurs,(1859)

Henri Fantin-Latour

前々からずっと書こうと思っていたのだが、上の絵はアンリ・ファンタン=ラトゥールという人の作品である。日本ではあまり知られていないような気がするが、フランスではどうなんだろうか。彼の生れの地は、僕が4ヶ月くらい前まで交換留学で滞在していたグル…

ゴッホ展

昨日のゴッホ展はかなりの盛況ぶりで、入場制限をおこなっており、入るのに20分くらい並んだ。それでも館内はものすごく混雑していて、1枚の絵を見ようと思えば、10人くらいの頭が先に目に入るくらい。点数は思っていた以上に多く、ゴッホのほかにも、パリ時…

ゴッホ『ゴッホの手紙』

(…)僕が放埓で病気で何の取りえもなければ、それだけ、僕はわれわれの話し合ってるあの芸術の偉大なルネサンスの中で、芸術家となり創造者となれるといい。 たしかにその通りにちがいない、しかし芸術は永遠に存在し、切り倒された古い幹の根から生え出た緑…

コピー

1時ごろ、図書館で雑誌を借りて研究室でコピーしていたところ、調子がどうもおかしいことに気づく。紙は若干しわになって出てくるし、印刷も、全体的にくろんずんでいてところどころインクのにじみができて読めない文章がある。それでも続けているとしまいに…