cinna85mome2004-06-20


 仏検(2004年度春季実用フランス語技能検定試験)の一次試験(筆記)がやっと終わった。その出来と解放感からほっとしている。昨日まで全然自信がなかったからである。2日前くらいに問題集を広げてじっくり取りかかってみて呆然とした。読みはまあできるものの、前半の大問1番から3番くらいまでの、前置詞や同義語、イディオムを問う空欄を埋める問題が全然わからないのである。聞き取り、書き取り問題も、何を言っているか全然わからない、読むの速すぎる! これはやばい、ナメ過ぎていたと後悔するも、もう時間がない。学校の用事などもあって十分な対策を講じることもできず、半分泣きながら会場へ向う。会場に来ている受験者は平然としているということも手伝って(試験のときの他の受験者というのは、何であんなに余裕のあるように、賢そうに見えるんでしょうね)、緊張感と不安感は倍増する。

 で、こういう心持で受けた仏検であったが、問題冊子を開けてみて若干安心する。結局、30分くらいで解き終えることができた。前半の空欄補充の問題はやはり迷うところがいくつもあったが、昨日解いていた問題よりも難易度が格段に違うような気がした。それでも、試験終了後にもらった模範解答で答え合わせをしてみると、souffrirの活用を間違って覚えていたりnousを主語と勘違いして的外れの動詞を埋めてしまったり、いくつもミスがあることが判明した。やっぱり私と言う人間はツメが甘く軽率だなと自己嫌悪に陥る。聞き逃してテキトーに埋めた聞き取り問題のいくつかもやはり間違っていて、聞き取りがそんなに難しくない問題でこれほど解けていないというのは致命的だなと胸が苦しくなってきた。

 総合的に言って、筆記試験は、書き取り問題の不安(なぜか手が震えてうまく書けなかった。恥。)を考慮しても、たぶん通ったと思う(6割から7割の正答率が例年の合格の基準点)。しかし、二次試験として面接があるのでまだまだ気が抜けない。というか、フランス語全然しゃべれない。夏から留学することもあって、普段からフランス語学校の会話のクラスに参加していたのだがあまり上達していないのである。あー、どうしよう。かなり気を抜いていた今回のことを教訓としてできる限りのことを面接試験対策のためにやろうと思う。でも、どんな方法があるのだろう・・・

+写真は、今年のカンヌ映画祭での、フランス人女優ミウミウ。ふけたなあ。