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　留学保険には既に手続きを済ませていた(7月2日(木)の日記参照)のだが、それをもう一度やり直してもらうことにした(こういう融通って利くんだなあ。普通はやってもらえないだろう。会社によるのかもしれないが)。というのも、滞在する間は、保険が効いている状態にしておかないと、ヴィザをもらえないというようなことを大使館の無愛想な役人に言われたからである。保険に加入していないとフランスで滞在できないというのは、話がだいぶおかしいと思うが(これにはかなり頭にきている。保険金は7ヶ月間で7万ちょいかかる。前にも書いたように、以前はヴィザ申請時には加入誓約書さえ提出すればそれでよかったらしい、それでいいじゃないか)、前に契約した内容では以下の理由で不都合が起こるようだ。
そもそも、私が取得できるヴィザはどうも「3ヶ月以上6ヶ月未満」の滞在予定者向けのものらしい(学生ヴィザって、1種類しかないと思っていた。つまり、フランスに入国して何日かまでに申請する「滞在許可証」をもらえる長期学生ヴィザしかないと思っていた。恥。)。このヴィザでは、当初の予定通り7月末に入国してしまうと、1月末までには絶対に出国しなくてはならず、私が受け入れてもらえる期間(8月末から1月末の5ヶ月間)をオーヴァーしてしまうということ、そうならなくてもどちらにしろぎりぎりで帰りの準備をあわただしく進めることになってしまうのである。それで出発を8月中旬まで遅らせることにした。この変更によって、保険期間も変える必要が出てきたのである。前の契約では保険期間を1月31日までにしていたので、滞在予定期間を8月中旬から2月中旬までにすると、2月からの滞在に保険が効いていない状態になるわけだ。その期間にも保険をかける手続きをしなおしたということ。
その際手続きを行なったのが、月曜日なのだが、まだその加入証明書がまだ送られてこない。遅すぎる。日曜日の夜行バスで東京に向う予定なのでそれまでに届いてなくては困る。このようなヴィザに関する心配事があって不安になる。

　加入証明書が来ないというあせり、今後私のフランス語能力は向上していくのかどうかという不安感。確実に、定期的に、圧迫される。名前を変えて襲いかかる。このように締めつけられる日々がずっと続いている。