靖国問題

ゼミで、昨日この日記でふれた論文をみんなで読み、問題点を考えた。一応、この論文を元に議論するというのが主旨なのだが、あまり話がかみ合わない。ひとり、3年生の男子が「小林よしのりみたいなこと言うけれど、日本人はアメリカの占領によって、「日本人の心」を骨抜きにされている」というような発言をし、小泉首相靖国参拝の可否についての議論になりそうだったのだが、今日はそういうことをするのが目的ではないといち早く気づいた同僚が、流れを変えた。先生も何か言えばいいのに、このことについては何も言わなかった。ふつう、こういう場で先生は個々人の発言をふまえて、生徒にいろいろ考えさせるために、流れをある程度作るというのが筋なんだろうけれど、ぼくの先生はこういうことをしない。


クォータリー あっと 0号
今日は朝から家を出ねばならず疲れた。このごろ眠れない。またやってきた。雑誌を久々に買う。柄谷行人上野千鶴子の名前につられて。『クォータリー あっと 0号