With or without you

cinna85mome2005-04-25


8時起床。朝ごはん食べながら新聞を読んでいると古田敦也選手がようやく2000本安打達成とのこと。おめでとうございます。記事を読んでいたらなぜか泣けてきた。「喜びを分かち合いたい人は」との問いに、「野村監督」と当然のように答える(あともう一人は若松監督らしい)。「ID野球」を媒介にしたこの有名な師弟関係の堅固さが、偉大なる記録を生んだことに大いに寄与しているわけだ。ふだんはこういう師弟関係というのに対して、反射的に反感を覚えるけれど、それはただ単に弟子が師から何かを受け取る際の無批判性と「結果」につながらずただの「絆」に終わってしまうことが往々にしてあることに反発を覚えるということで、ぼくはやっぱり純粋さがその天稟と融合して稀有な「結果」につながる偶然性には憧れてしまう。

「プロは結果がすべて まだまだ修行が足りません」(毎日新聞大阪版より)、こういう謙虚な発言が素直に謙虚だと受け止められるのは「結果」を出したからである。ぼくにはこんなことすら言う資格がまだないんだと実感させられた。



感動したのは、古田が、広島に原爆が落ちた日に生まれた僕と同じ誕生日で、ドラフト2位で入団した、ぼくが中1だったか中2だったかの時からずっと愛着をもっているということもある(8月6日生まれは、球界にはもう一人いた。いまはもうほとんど忘れ去られているだろうが「記憶」すべき、同じヤクルトの外国人選手ボブ・ホーナー、ぼくが小5くらいのときだったと思う)。

もっともっとがんばって欲しい。