KAN
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050528-00000023-sph-ent
米人気歌手ビリー・ジョエル(56)が“謎のピアノマン”の恩恵を受けている。英国の海岸で保護されたピアノを弾く身元不明の白人男性が世界で注目を集めると同時に、ビリーのCDが売れ出した。代表曲「ピアノマン」が連日の報道のBGMなどに使用されている効果で、レコード会社に注文が殺到している。元日発売のベスト盤「ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル」などが報道前から出荷枚数が倍増。ビリーにとっては価値ある“ストレンジャー”の登場となった。
全然関係ない気がする。っていうか、ツタヤで借りなさい。
BGMとしてとりあげられるこの曲に、CD店に問い合わせが殺到しているとのこと。ビリー・ジョエルって英国ではそれほど知られていないのだろうか。
当のビリーはアル中で入院していて、先日退院したとのこと。この“謎のピアノマン”にはコメントしていないらしい。当たり前といえば当たり前だ。ふたりでコンサートでもすればいいのに。
日本にいるぼくとしては、この記事を読んで当然あの人のことを思い出した。
「日本のビリー・ジョエル」ことKANである。KANは一世を風靡したシンガーソングライター(SSW) だ。以下は、松尾スズキ氏の『この日本人に学びたい (知恵の森文庫)』より引用。
信じれば必ず最後には愛は勝つという主旨の歌を唄ったけど、噂になった青田典子(元C・C・ガールズ)とは結婚できず、ヒット曲にもその後めぐまれなかったが、8歳年下のバイオリニストと結婚してパリに住んでるのでまぁ結局、勝ったんだか負けたんだかよくわからないことになってる。(13ページ)
KANのCDがまたすこし売れ出しているかもしれない。そんなわけないか。ぼくもまた聞きたくなってきた。もちろん、ツタヤで借りるけど。